漢文を音読しようNO5
(一)素読で最終的に体得するスキル読み上げAITALKかほ<<クリック潜在エナジーと再々記しているがこれは素読を究めてくるとこのエナジー値が高まってきます。趣味を身につけるようにすると即上達することに気がつきます。潜在エナジー値が高いとは顕在と潜在意識とが平衡して高まり感性が敏感になっているのでどんな趣味でも体得することが一段と早まります。従って俳句、漢詩であれ習字、油絵、茶道、華道どんな趣味でも2つ以上を学びその腕前を進歩向上を楽しむべきであります。学生で勉学一筋で何も趣味を持たないものは仕事についても他に抜きんでる実力を持つことはできません。なぜならば仕事一筋では息を抜く場がないのです。忙しい人間程仕事外にオタクと思われるような道楽を持っています。その道楽に専念しているときにもう一つの仕事のアイデイアが生まれて仕事に生かせるのです。人間には二面、陰陽を持つ必要があります。そうすると仕事を第三者的に見る力、俯瞰力が生まれ道楽への熱意、究める力、進歩向上するのであります。学生であるならば趣味、道楽を究めているものは就職する場を広めることもでき又会社から選択される個性力がつき必ずや視野の広い就職先を見つけることができます。これからの時代は成績がよいだけの真面目人間を求めていません。個性有る才能のある人材を求めています。素読をすすめて個性有る道楽を究めて良き仕事を創造していきましょう。
A,漢文を素読する時には指さしで前後に動かして唱和するようにしよう。
B,素読の自声をはっきりと聞くために録音をする時、その音声をイヤーホーンを
つけて同時に聞くようにしよう。
C,始めはインターネットの素読音声と同時に素読練習をしよう。
自らの声をイヤホーンで聞くことにより自らの発声法を自動的に微調整してくれます。 (二)漢文を素読しょう言志四録 佐藤一斎前ページ(三)の漢文を素読しよう。一、 一の素読音声ークリック凡天地間事、古往今来、陰陽昼夜、日月代明 四時錯行、基数皆前定。至於人富貴貧銭、死生寿殀、利害栄辱、聚散離合、莫非一定之数。殊未之前知耳。譬猶傀儡之戯、機関已具、而観者不知也。世人不悟其如此、以為己之知力足恃、而終身役々、東索西求、遂悴労以斃。 斯亦惑之甚。二三、 二三、二四、二五の素読音声ークリック吾方将処事、必先於心下、自下数鍼、然後従事。二四、心之邪正、気之強弱、筆画不能掩之。至於喜怒哀懼、勤惰静躁。亦皆形諸字。一日内自書数字以反観、亦省心之一助。二五、有心求名、固非。有心避名、亦非。二六、 二六、二七、二八の素読音声ークリック慮事欲周詳、処事欲易簡。二七、真有大志者、克勤小物。真有遠慮者、不忽細事。二八、纔有誇伐念頭、便与天地不相似。
(三)新しい素読言志四録 佐藤一斎二九、 二九、三〇、三一の素読音声ークリック大徳は閑を踰えず、小徳は出入するも可なりこれを以て人を待つ、儘好し。三〇、自ら責むること厳なる者は、人を責むることも亦厳なり、人を恕すること寛なる者は自ら恕することも亦寛なり。皆一偏たるを免れず。君子は則ち躬自ら厚うして薄く人を責む。三一、今人率ね口に多忙を説くも、その為す所を視るに実事を整頓するは十に一二、閑事を料理するは十に八九。 また閑事を認めて以て実事と為す。宜(うべ)なり。 その多忙なるや。有志の者誤りてこの 窠 (か)を踏むことなかれ。三二、 三二、三三、三四、三五の素読音声ークリック緊(きび)しくこの志を立てて、以てこれを求むるは薪を搬び水を運ぶといへども、またこれ学の在る所、況や書を読み理を窮むるをや。志の立たざるは終日読書に従事するも、また唯これ閑事なるのみ。故に学を為すには立志より尚(とうと)きはなし。三三、志あるの士は利刃の如し、百邪も辟易す。志なき人は鈍刀の如し、童濛も侮翫す。三四、少年のときは、当に老成の工夫を着くべし。老成の時は、当に少年の士気を存すべし。三五、物を容るるは美徳なり。然るにまた明暗あり。