漢文を音読しようNO、8
 

                

          
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(一)発想頭脳回路をつくる素読
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素読効果は発想頭脳回路をつくる最善の方法です。

 
条件は意味不明な文章を何回も声を出して素読唱和することです。
 
意味内容を解釈した場合は文章を声を出して読んでも顕在意識に

 
留まり記憶されるだけですが、意味不明なものであれば疑問、探求

 
しようと潜在意識に浸透していきます。
 
その探求時間、疑問時間が長いほど頭脳発想回路が太く確固に形成

 
されます。

 
その期間が2,3時間〜2,3日〜1、2年から10年となって意味、

 
解釈が身体で表現、体得された状態で浮上してきます。

頭脳回路は自ら目的を定めた時にその種(目的)が潜在意識に浸透

 
されると必要なものを外部に頭脳から働きかけて表面に出現させて

 
くれます。
 
この頭脳回路を潜在意識に網羅されることで両脳(右脳と左脳)に

 
秀でた人材を育成することができます。

 
現代人は左脳優秀だが右脳が訓練されていなく発想力に欠けた若者

 
が多く見られます。

 
若者と言いましたが現代の政治家を見ても無能な人材が見られます。

 
1年しか持たない首相がここ十数年続いています。

 
これは右脳、潜在意識の働きをうまく活用できていない証(あかし)であります。

ここ100年間、東大出身の一流会社となった創業社長は1、2名ほどしか

 
いないという話を聞いたことがあります。

 
表面的な頭脳、顕在意識の記憶力だけで応用力、潜在力が不足して

 
いるため、インスピレーションを活用して良い考えの突破力に欠けて

 
いるために一代で一流企業に成長しないのでしょう。
 
但し大企業の順番、出世社長、順番の首相は多くいます。

民主党初めての首相、その次首相(2009年〜2011年)も東京大学、
 
東工大卒業であります。

 
40年前の学識で順番で首相になっただけであり無能力、無胆力、

 
無政策な政治家に国家を任せている有様です。
 
これからの経営者、政治家、職業人はすべて両脳に秀でた人間を求め

 
られています。

 
そのためには是非若い時から素読を行じて顕在、潜在意識に長けた

 
人間になっていきましょう。
 
 
 
(二)漢文を素読
言志四録  佐藤一斎
(一字、一字を指差しを、前後に動かし素読しよう)
 
四三、     四三、四四、四五、四六の素読音声ークリック

 
悔昨非者有之,  改今過者鮮矣。
 
 
四四、
 
得意時候、最当着退歩工夫。
 
一時一事 亦皆有亢竜。
 
四五、
 
寵過者、怨之招也。
 
昵甚者疎之漸也。
 
四六、
 
土地人民、天物也。
 
承而養之、使物各得其所。
 
是君職也。
 
人君或謬謂 土地人民皆我物也而暴之、
 
此之謂君偸天物。
 
四七、 四七、四八、四九の素読音声ークリック
 
君之於臣、挙賢使能、
 
与治天職、与食天禄。
 
元首股肱、合成一体。
 
此之謂義。
 
人君若徒謂我出禄俸以蓄人、
 
人将報以赴駆使而已、
 
則与市道何以異。
 
四八、
 
天尊地卑、乾坤定矣。 
 
君臣之分、已属天定、
 
各尽其職而已。
 
故臣之於君、当不視蓄養之恩何如
 
而厚薄其報也。
 
四九、
 
助天工者、我従而賞之、
 
 天物者、我従而罰之。
 
人君非容私焉。

 

 
(三) 新たな素読
五十、   五十、五一、五二、五三素読音声ークリック

五穀自づから生ずるも、耒耜(らいし)を仮りて
 
 
以て之を助く。
人君の財成輔相(ざいせいほしょう)も、またこれと似る。
 
五十一、
大臣の職は大綱を統()ぶるのみ。

日間の瑣事(さじ)は旧套(きゅうとう)に

遵依(じゅんい)するも可也。

但、人の発し難きの口を発し、

人の処し難きの事を処するは、

年間率ね数次に過ぎず。

紛更労擾(ふんこうろうじょう)を須(もち)うる勿れ。

五二、
社稷の臣の執る所は二。

曰く鎮定、曰く応機。
 
五三、
家翁、今年齢八十有六。

側(かたわら)に人多き時は、

神気自づから能く壮実なるも、

人少なき時は神気頓(とみ)に衰脱す。

余思う、子孫の男女は同体一気なれば、

その頼みて以て安んずる所の物は固よりなり。

但 これのみならず。

老人は気乏しければ人の気を得て以て之を助く。

蓋し一時の気体の調和は、温補薬味を服する

が如きと一般なり。

これその人多きを愛して人少なきを

愛せざる所以なり。

因りて悟る、王制「八十、人に非ざれば煖ならず」

蓋し人の気を以てこれを煖(あたた)むるを謂いて

膚嫗(ふう)の謂(いい)に非ざるを。
 

 

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