漢文を音読しょうNO,33

                                                              

 
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(一)真の世界情報を知るために
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3、4年前からテレビ、新聞などを見ても真実を報道しないことが多々あるように
 
なってきた。日本で活躍する外人記者から評を聞くとマスゴミである、真の情報を
 
国民に伝えていない記者ゴミであると揶揄されている。
 
100人の原発反対デモは報道し、5000人の消費増税反対デモは一切報道しない
 
新聞はマスゴミであると堂々と批判している。
 
隠蔽体質が近隣諸国から伝染してしまった感がある。
 
この報道から真の情報を得るためにはテレビNEWS、新聞の他にBSワールド二ユースで
 
世界のNEWSを直接聞くこと、又You Tube などウェブでの日本の真実を見極める必要
 
 
があります。
 
特に対中国、韓国の二ユースは嘘が多いのでウエブで確認すべきです。
 
解説者が近隣国の真実を伝えると即反論がありそれを訂正を求めて、訂正がなければ
 
即番組から外される状況が多く続いています。
 
政治家の閣僚までも辞任することもあるほど弱気な状況が続いています。
 
これはCM会社からの圧力であり、そのしがらみのないインターネットの記事で確認
 
すべきであります。
 
面子を重んじる近隣諸国のNEWSは余り良いことは逆だと見た方が良いと思われます。
 
2年ほど前から中国、韓国は経済的には下り坂とインターネット上で報告されて
 
いましたが新聞、テレビでは好景気と嘘偽りを報道していました。
 
現在でも7%成長と言っておりますが実際は全各省が悪い結果を報告すれば省の責任者
 
は抹殺されますの3〜8%は上乗せした数字を発表しています。
 
実際は2,3%マイナス成長であると噂している現状であります。
 
広大な田畑を農家から取り上げて多くのマンションを、大店舗を造り買い手はない
 
ので中途で建設中止した人口ゼロの街があちこちの省で見受けられている有様です。
 
日本国内、世界情報を真実を知るためにウエブを活用して騙されないように
 
すべきであります。
 

        
(二)洗心録を素読しよう。
幸田 露伴著 

1867(慶応3年) 〜 1947年(昭和22年)

 小説家、主作品 五重塔 
 
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 樂 地
 
如何なるところにも樂しきところあるべし。
 
又如何なるところにも樂しからぬところ有るべし。
 
此の世は我一人のために設け整えられたる者に非ず、されば親としては
 
吾が子をも飽かず思うことあり、子としては吾が親をも物足らず思うこと有り、
 
人を使いては歯痒く、もどかしく思い、人に使われて腹だたしく不満不快に思う
 
ことあるも、免れ難き世の習いなり。
 
樂しきところ、樂しむべきところを見出し得れば、如何ほど窮苦不快の中に
 
在りても、人はおのづからに勇気を得て、苦中の苦に堪え忍び、やがて人上
 
の人となり得ることも有るべし。
 
さ無きまでも人若し常に樂しからぬが中に樂しき地を見出さんことを心がけて
 
、其の習慣を我が身につくる時は、朝夕に心も濶く氣も豊かになりて、おのづから
 
人品も宜しくなり、分別も正しくなり、世をば樂しく過ごすようになるべし。
 
樂地を見出すべし。努めて樂地を見出すべし、努めて樂地を見出すの習慣を身に
 
賦せんと心がくべし。
 
同じ苦難の中に在りても、よく樂地を観るものは、、身撓んで心撓まず、力衰えて
 
勇衰えず。一路両人、一境両状、よくよく思い味わうべきなり。
 
 
参考文献:洗心録 幸田露伴著   趣味の教育普及会 昭和13年発行

        
 
(三)富源の開拓を素読しよう。
 
渋沢 栄一著
 
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明治維新までの官尊民卑の実状
 
日本の商業道徳は、実際どんな有様かというにいまでこそいくらか
 
良くなって来ましたが、私の大蔵省に勤めて居た時代は、商業上には
 
殆ど公徳というものなく、互いに誤魔化しくらをして居たものあった。
 
故に外人からは、わいわいとやかましく言わるるのみか、日本商人は
 
信用が出来ないから、安心して取引きすることが出来ぬ、それで困るなどと
 
頭から相手にして呉れなかった。
 
其の様子を眼の前に見たる私は、非常に心配いたし、こんなことでは、所詮
 
世界と相対して商売することは出来ない。
 
つまりは信用、地を払い、誰も相手にして呉れる者はなくなるであろう。
 
もし事、此処に至ったならば、所謂国家の盛衰に関わる大問題、一日も
 
放任して置くわけにゆかぬ。
 
何とかして改めなければならぬ。
 
苟も事業を経営するものは、道徳と矛盾するようなことでは仕方がない。
 
それにはどうしたら良いか、といろいろ考えた末、先ず自ら身を実業界に入れて
 
この主義を普及し、以って位置を高め、人格を良くさせるより外ないと決心し、
 
遂に明治六年大蔵省をやめて実業界に身を入れたのであります。
 
然るに、その頃は官吏といえば、無闇に威張ったもので、商人などは對座の上、
 
道を説くの、理を論ずるのということは出来なかったし、又それほど気力のある
 
商人もいなかった。
 
どんな無理を言われても、ご尤もと平にかしこまって居たものである。
 
故にくだらぬ書生や、多少理屈でも知って居るものは、皆争うて政治の軍門に降り
 
殆ど商業などは、振り向いても見ず、ひそかに商業は卑しい仕事だと言う様になり
 
徒に気位計り高くなったのは、誠に概(なげか)わしいことであった。
 

注記)この西洋式商習慣を未だ執れていない近隣国家は中国、韓国、北朝鮮である。
 
これらの近隣国家は日本の明治初期の段階であるといえます。
 
西洋、国際法令を受け入れるところから施行しないと国家経営を誤り国家破産を招き、
 
又民から官が賄賂を受ける風習停止を実施することから始めなければ国家統計は出鱈目
 
な数字が出てきています。
 
世界から相手にされない無法国家と罵られるようになるでありましょう。
 
参考文献 富源の開拓  渋沢 栄一著  文成社 明治43年発行
 
 
(三)富源の開拓を素読しよう。
 
渋沢 栄一著
 
明治維新までの官尊民卑の実状
 
日本の商業道徳は、実際どんな有様かというにいまでこそいくらか
 
良くなって来ましたが、私の大蔵省に勤めて居た時代は、商業上には
 
殆ど公徳というものなく、互いに誤魔化しくらをして居たものあった。
 
故に外人からは、わいわいとやかましく言わるるのみか、日本商人は
 
信用が出来ないから、安心して取引きすることが出来ぬ、それで困るなどと
 
頭から相手にして呉れなかった。
 
其の様子を眼の前に見たる私は、非常に心配いたし、こんなことでは、所詮
 
世界と相対して商売することは出来ない。
 
つまりは信用、地を払い、誰も相手にして呉れる者はなくなるであろう。
 
もし事、此処に至ったならば、所謂国家の盛衰に関わる大問題、一日も
 
放任して置くわけにゆかぬ。
 
何とかして改めなければならぬ。
 
苟も事業を経営するものは、道徳と矛盾するようなことでは仕方がない。
 
それにはどうしたら良いか、といろいろ考えた末、先ず自ら身を実業界に入れて
 
この主義を普及し、以って位置を高め、人格を良くさせるより外ないと決心し、
 
遂に明治六年大蔵省をやめて実業界に身を入れたのであります。
 
然るに、その頃は官吏といえば、無闇に威張ったもので、商人などは對座の上、
 
道を説くの、理を論ずるのということは出来なかったし、又それほど気力のある
 
商人もいなかった。
 
どんな無理を言われても、ご尤もと平にかしこまって居たものである。
 
故にくだらぬ書生や、多少理屈でも知って居るものは、皆争うて政治の軍門に降り
 
 
殆ど商業などは、振り向いても見ず、ひそかに商業は卑しい仕事だと言う様になり
 
徒に気位計り高くなったのは、誠に概(なげか)わしいことであった。
 
参考文献 富源の開拓  渋沢 栄一著  文成社 明治43年発行

注記)この西洋式商習慣を未だ執れていない近隣国家は中国、韓国、北朝鮮である。
 
これらの近隣国家は日本の明治初期の段階であるといえます。
 
西洋、国際法令を受け入れるところから施行しないと国家経営を誤り国家破産を招き、
 
又民から官が賄賂を受ける風習停止を実施することから始めなければ国家統計は出鱈目
 
な数字が出てきています。
 
世界から相手にされない無法国家と罵られるようになるでありましょう。
 
 
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