漢文を音読しょうNO,37

                                                              

 
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(一)潜在意識からの倍返し

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先に潜在意識の性質について記した。
 
再度記すと
 
1、潜在意識は自分と他人との区別ができない。
2、潜在意識は過去、現在、未来との判別ができない。
この2点を前記した。
 
次に3点目を追加する。
 
3、潜在意識は生まれてから今までのすべての事を
 
記憶している、忘却することはない。
 
但しすべて顕在意識に引き出すことができるものはほんの一部である。
 
ーーーーーーーーーーー
 
顕在意識は1秒間に15ビット記憶され
 
潜在意識は1秒間に1500万ビット刻印される。
 
潜在意識は顕在の100万倍の情報量を有している。
 
言い換えると顕在に記憶にない情報が頭脳に入力されている
 
ことになります。
 
○○○○○○
 
A、国家、国民の性質が

他人を一切信用しない、自分だけが良ければ良い。

このような性質を持った国家は表面的には豊かな社会

に見えても裏面では貧に喘ぐようになる。
 
○○○○○○
 
B、国家、国民の性質が
 
徳を重点とする、
 
徳とは他人の意見、利益を重要視する考え、言動の心掛けをいう。

このような国家は他国から見た豊かさは、実際においても豊かさで
 
輝いているようになる。
ーーーーーーーー
A、の国家、国民は中国、韓国が該当しています。

この可哀想な信条になった根本は四書五経だけを顕在に記憶させて

主に学んだ結果であろうと思われる。

表面的に中国の経済的隆盛は素晴らしいものがあります。

アメリカの経済、軍備の縮小により世界第一位は有り得るかと思われます。

但し国家は一番、人民は世界一貧乏者となるでありましょう。


元高による、物価上昇で生活できない人民が溢れ、騒動が一般化して、
 
内乱多発して8カ国以上に分裂されることが噂されています。

中国が混乱状態になれば同時に韓国も破産国家となることは必定であります。


この根因は自分だけ、自国だけの利益を追求する考えが潜在意識の性質から
 
自分、他人の区別ができないことから自国への倍返しの損失に繋がり国家騒乱
 
を招くことでありましょう。
 
ーーーーーーーーー
 
日本人の性質には

情けは人のためならずと言う諺があります。

世界の貧困国に井戸を掘る、水を清浄化、学校を建設、植樹して森を造成、

農家を豊かにするために治水工事等世界の人々を手助けしています。

義(恩義、義理)、情を主のある言動は必ず倍返しで感謝され自らを助ける

行動であります。

其の一例として
 
戦後台湾の金門島を守った日本人根本博は昭和24年に密航して台湾に

渡り2万人中国共産軍を撃破した功績は最近明らかにされています。

60年後の今日本国防衛に助かっています。

情けは人の為ならずの好例であります。


参考文献
 
UTUBE 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡  参照
この命、義に捧ぐ  門田隆将著  集英社
 
 

(二)典座(てんぞ)教訓を素読しよう。
 
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   座禅寺の食事前祈りの言葉
 
 五観の偈
 
  一には功の多少を計り、彼の来処を量る。
 
  二には己が徳行の全欠を忖って供に応ず。
 
  三には心を防ぎ過(とが)を離るるは貪等を宗とす。
 
  四には正に良薬を事とするは形枯(ぎょうこ)を療ぜんが為なり。
 
  五には成道(じょうどう)のための故に、今此の食を受く。
 
漢文
 
一計功多少、量彼来処。
 
二忖己徳行全欠応供
 
三防心離過貧等為宗。
 
四正事良薬為療形枯。
 
五為成道故、今受此食。
   参考文献 典座教訓、赴粥(ふしゅく)飯法 平野正章著 徳間書店 
 
 
 
(三)枕草子を音読しよう。

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28、心ゆくもの
 
よく描いたる女絵の、言葉をかしう付けて多かる。物見の帰さに
 
乗りこぼれて、をのこどもいと多く、牛よくやる者の、車走らせたる。
 
白くきよげなる陸奥紙に、いといと細う、書くべくはあらぬ筆して、
 
文書きたる。 うるはしき糸の練りたる、あはせ繰りたる。
 
てうばみに、てう多く打ち出でたる。ものよく言う陰陽師して、
 
川原に出でて、呪詛の祓えしたる。夜、寝起きて飲む水。
 
つれづれなるをりに、いとあまりむつましうもあらぬまらうとの来て、
 
世の中の物語、このころあることのをかしきも、にくきも、
 
あやしきも、これかれにかかりて、公 私 おぼつかなからず、
 
聞きよきほどに語りたる、いと心ゆくここちす。
 
神、寺などにまうでて、もの申さするに、寺は法師、
 
社 は禰宜 などの、くらからずさはやかに、思うほどにも過ぎて、
 
とどこほらず聞きよう申したる。
  参考文献 枕草子 石田穣二訳 角川文庫
 
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