古典を音読しょうNO,98

                                                              

 
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(一)マスゴミが戦争を引き寄せる                      2015.6.20
        
         読み上げ音声
今回のAIIB(アジアインフラ投資銀行)問題で日本の新聞、テレビはすべて、参加

する事が得策という意見が大部分であった。 実際は不参加で今後も現状を見守る事

で結着がついている。

ここで問題なのはマスコミがバスに乗り遅れるなという意見ばかりで内容については

全く触れていなかったことである。一番経済専門である日本経済新聞であっても先頭

になって中国に味方する内容であったことである。

所がインターネット上では全く反対の意見ばかりで中国に見方する内容は見当たらな

いことは全く不思議な現象であった。
 
この現象は新聞、テレビはコマーシャルに縛られて嘘、偽りを強いられて意見が中国

寄りになっているのであります。 今回の事件で新聞、テレビは真実の報道をしない

ことが国民に完全に暴露された感があります。
 
考えて見ますと一部で言われていた噂では、殺人にまつわる事件は大部分が特亜の

関係する人間が起しているそうであります。所がその忠実に放送していたが特亜で

あると判明すると記事、報道を省略したり、中止するようになっています。
 
真実が報道されないのは日本だけでなく近隣国で中国、韓国、ロシャ、北朝鮮、アメ

リカでも同じように国内の真実を伝えられていないことが問題になっているようで

あります。

このように真実のない報道が飽きられてテレビの視聴率が落ちて、新聞が見られなく

なるような社会になり国家の上層部だけの偽り、嘘、諜報活動によって国民に監視

されない世界を作り出されて国家間の衝突が行われるようになるのは90年、100

年前の群雄割拠の世界に舞い戻ったような社会であります。
 
 
 
(二)菜根譚を音読しよう。

著者 洪自誠
 
   音読音声
 
天地に万古あるも。 

此の身は再び得られず。

人生只百年。此の日最も過ぎ易し。

幸いに其の間に生るる者は 
 
有性の楽しみあるを知らざるべからず。

亦虚生の憂いを懐ざるべからず。
 
 
 
 
天地有万古。 此身不再得。

人生只百年。此日最易過。

幸生其間者。不可不知有性之楽。

亦不可不懐虚生之憂。
 
 
 
参考文献

菜根譚講義  研文書院 昭和10年発行
 
 
(三)言志四録を音読しよう。
 
佐藤一斎   江戸、明治維新の3000名の志士の儒学の先生であり

西郷隆盛、坂本竜馬、勝海舟、福沢諭吉,吉田松陰など参千人志士の

直接、間接の師匠であります。
 
   音読音声 
 
陰徳

卿原一輩の人には、陰徳惜福の説有り。

余謂う、徳に陰陽無し。

公に之を為すのみ。
 
其の陰徳を好む者は、陽報に待つ有り。

若し陽報無きも陰徳必ず為さずして可ならんや。

禍福も亦天来なり。

竟に求む可からず。又惜しむ可からず。

仮令惜しむ可くとも、亦朝三暮四の算のみ。

之を究するに皆天数を揣摩す。
 
断断として不可なり。
 
参考文献

言志四録  講談社
 
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