アジア世界の陰陽

                                                            トップページに戻る

 

現在、共産主義は崩壊したが、まだロシャ にも、中国にも、他国にもその
名残りがあり、完全には、消滅してはいない。 民主主義が陽であり、
共産主義は陰の関係にある。
陰と陽とは一体の関係にあり、陰がなくなれば、陽もなくなる。 
従って、共産主義が完全に消えれば、民主主義も完全に消滅する運命にある。
現代の世界に当てはめれば、ロシャ、中国が崩壊すれば、アメリカも破滅すること
になる。 
アメリカは、経済的に景気が良いことになっているが、貿易赤字を史上最大
になり、いつバブルが弾けるかは、専門家も近日中、必ず訪れる予測を立て
ている。
貿易赤字を続けている国が、景気が良く貿易黒字の日本が不景気である
根因は、アメリカ搾取経済にある。  その搾取の根はヘッジファンドと
いう金融システムにある
このシステムは、私的見解は金融界の原子爆弾と命名するのである。
日本は大東亜戦争にて、広島、長崎に原子爆弾を投下され敗れたが、今回また
このヘッジファンド爆弾で、日本経済界を牛耳ろうとしている。         
しかしこの目論みは、外れてアメリカ自身にて、大爆発を起こし自滅するの
である。
ロシアはエリツィン大統領が去りいろいろ変わろうとしている。このロシア

を,アメリカと台頭させる勢力が完全に無くなれば、アメリカも 同時に崩壊
すると予告するのである。 

                          

 
紙の前面を消しゴムで擦り破れれば、裏も無くなるのと同じで陽の民主主義の権化
アメリカが、陥没、又はロシアの共産主義が消滅すれば同時に減退するのである。

アメリカ経済の景気を今後も長引かせる方法は、専門家から見れば、戦争以外
考えられないのである。     イラクとの紛争、ユーゴ内の紛争介入、すべて
ミサイル攻撃を断行して、景気維持を計ってきた。
しかし、このような西洋的、搾取経済、終末を告げる時期にきている。
アジア諸国を、西洋諸国が植民地にして、搾取経済をしてきたこの半世紀余、
いまは金融システムのマジックにて、何も生産せずに、汗水たらした金銭を搾取して行く
金融システムは アジア諸国の経済を混乱に陥れている。
アメリカ、ロシアは、逆の面で極限状態にあり、陰極まりて陽になり、
陽極まりて陰になる状態にきている。     アメリカが没落する年は、
ロシアも陥落する。 

アメリカ、ロシアも、日本の経済を維持するためにも今までどうりに金銭的に
援助していかなければならない。  一ドル一円になっては、日本は黒字倒産,
アメリカは赤字倒産になってしまう。
従い援助して、与え、戦後六十年の逆の立場になり援助をする必要がある。
 表面的には、援助であるが、日本自国のため与えて、与えつくすようになるであろう。
  ロシャにおいても援助し、援助して与えつくすようになり、それ以上に、
日本に見返りのあるような状況になるであろう。 
日本は六十年間、苦汁に耐え、韓国、中国、北朝鮮、アジア諸国からの醜聞に、
曖昧外交に終始して、耐え忍んできた。  何人もの政治家が強硬な姿勢、
言論により、アジア諸国の 反論に合い、多くの政治家は、涙を呑み、
耐え忍んできた。その究極の態度が去年日本に訪れた江沢民首相である。
「過去への歴史認識」「侵略戦争」あちこちで、話し、三千九百億円を借りて
帰っていったのである。耐え忍ぶ期間は終了して、アジアのリーダー国になり、
六十年前の日本に還るときがきたようである。  その前に、やるべき大事な
ことが残っている。
 
日本には、危機管理ができていないことである 。  関西大地震にしても、
テポドンミサイルにしても、即対応処置が起こせないことである。

なぜ起こせないのか、 それは登山の訓練を、平地でやっているからである。
 平地の訓練で鍛えた人間が、実際に登山をして、登れないのと同じで、
危機を感じず訓練している人間には、何年訓練を重ねても、怖さを克服
する事はできない。   アメリカが経済的に崩壊すれば、日本は自国で防衛
しなければならない。  
日本は、平和過ぎてしまい、陽極まり陰が迫っている。 これはイラクが
クウエートを攻めたように、陽(金持ち)が極まった国は、陰(貧乏)
極まった国を引き寄せるのである。   日本はまさに、北朝鮮から
見たときクウエートである。 実際に、攻めてきたとき、傭兵(アメリカ軍)は
、当てにはならない。 歴史上傭兵の国は、勝つ筈 がない 、命をかけて他国を
援助はしない、危険になれば人間誰でも逃避するのである。飛行機の中で、
コンピユーター画面上では戦をするが、危険が伴えば 逃げてしまうのである。 
  従い、その前に日本は軍事上で独立しなければならない。
こんなように、記す事で、筆者は、危険な軍国主義者であると批判する見方を 
する方が 少なからずいると思う。  今若い人に、幼い小学生を殺傷したり、
誘拐したり、する事件が多発している。その原因が他人が悪い,学校が悪い、
社会が悪いと責任転嫁している。この考え方はとっぷりと平和過ぎた環境が
させるのである。この国全体の危機管理の甘さが子供にも及ぼしている。
仮の逆境でも良い、軍隊でも、自衛隊でも良い,精神、身体を限界まで鍛えなおす
場が必要である。戦後60年間にどん底から繁栄して、物が豊富になり、精神的に
貧弱になり、若い人から60歳までの人すべてぬるま湯にいて、大人は東南アジア
に男女ともに、汚名,恥じを極める足跡を残している。
 
 またある人は、憲法を厳守すべきであるという人が多々いると思う、
確かに憲法には、戦争放棄の 条項はある、その憲法は、戦後、
二十代のアメリカ人が 一週間で作成した条文である。この憲法の根底の策略
はアメリカ人の日本人を精神的に崩壊する提言がある。 
真剣に国全体が戦後に立ち返って、地盤つくりから、基から根から作って行かなければ
子供の非行、親の子育て放棄、取り締まる警察の問題、原子力発電の作業の不手際、
病院の手術ミス、すべて技術の間違いでなく基本を忘れているのである。
ぬるま湯に浸かって、根元、基本を,土台を無視した結果である。
 

外国から見れば、考えられない国家であり、六十年も良く耐えてきたこと
である。 歴史的にも、今限界点にきている。  若者もぬるま湯に浸かり、
物質主義に浸かり、性欲主義、金銭に溺れ、若者を鍛える場が必要である、
その場が軍隊である。  精神的にも、肉体的にも、鍛えられる場を作り、
国民全体の危機管理を養成することこそ、指導者の危機意識が向上するのである。
 韓国,日本は、他国の軍隊に守られていて 、危機管理は、絶対できはしない、
若者を育成するためにも、国全体、アジア全体のバランスのためにも自己防衛
していかなければならない。
これから、経済的に世界をリードするようになれば、政治的にも、世界をリード
するようになる。     今までの先進国は、西洋の国々であった、これから
の先進国は、汗水垂らして、他国を援助し、収奪、搾取を認めない国々アジア
諸国の国々がなっていく。二十一世紀は、アジアの時代であり、東西融合の
時代である。

 

トップページに戻る
   
        


inserted by FC2 system