現代の犯罪の根っこ

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2000.2.20記

現在の若者の非行,警察関係の犯罪,教師の痴漢犯などに共通の根因

現代において、物質偏重,知識偏重の時代になり、先進国は世界的

に問題が多発している。苛めの問題、子供虐待、拳銃による犯罪、

暴走族,警察の犯罪及び不手際、病院による手術の不手際、などあらゆる

問題が何回も同じ間違いが行われる、この間違いにより弱者が,傷がつき

すべて今後一切ないように致しますと謝罪している。

しかし又失態を演じるのである。

なぜか、どうしてなのか、第三者から見れば技術的にも、頭脳の優れた人が

なぜ、間違うのかここが不思議でならないのである。

 

専門家がなぜミスを犯すのか、なぜ優秀な人が,理性的な人が痴漢や,犯罪

を犯すのか、関係者は皆反省します、今後の対策を立てるが輪をかけ,

同じような問題が山積みになる。 子供の苛めの問題もいつまで経っても

解決の兆しはなく、陰湿な苛めにあい、自殺者が多く出ている。

これから小学生以下の子が誘拐され,監禁,殺されるという事件が多発する

であろう。必ず弱者が狙われるのである、

 

このすべての問題の根因は、子供も、大人も頭で練ることができない。

今田畑がある、ここに米を植える、次の日に芽が出てくるか

出てこない,一週間たって芽が出てくるか、出てこない、

米を育てるためには、精米された米を植えても芽はでてこない。

又、今まで植えていなかった田畑に、いきなり米を植えても良い稲は出てこない。

この土壌を作ることが必要である。頭脳でいえばこの土壌は潜在意識にあたる。

この潜在意識を育成する方法を、戦後60年の教育に不足していたのである。

この潜在意識により、練る技,術が磨かれるのである。

では、この練るとは何か、簡単に言えば、歩くとき右足を出し、左足を出しすること

を、命令しながら、意識しながら歩いているか、これは1−3歳ぐらいのときには

必死に,右,左と繰り返し,繰り返し技を練ってきたのである。小学生になっても

演芸会、運動会で右手と右足が同時に前に動く子は時々いるが,その時も改めて

その身体の動きを練習し、考えなくともできるように練っているのである。

 

この練るとは、考えなく無意識に正しく身体に叩き込むことは、何万回,何十万回と

練って行き始めて正しく行動を起こせるのである。

あらゆる事件の言動には、潜在意識のこの善悪の判断が全くなく、すべて本能の

性欲,食欲,自己顕示欲に突き動かされ、顕在意識の損得の判断が加味され、

自らが得になることだけを衝動的行動している。もちろん相手の立場を完全に

無視して行われる。

すべての事件は例外はない。潜在意識の善悪の教えをいかに学び大人も子供も

この善悪をどのように潜在意識に植え付けるかが世界の共通した課題である。

戦前に行われていた、知識上の道徳教育では知識偏重になり、自然と守るようには

ならない。知識では道徳は皆知っているのである。次の世界維新の項でその点を記

してみよう。            

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