健康で長生きする秘訣

 

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60才ぐらいの落語家がまだ我々の業界では私は若手と言われています。

と言い、笑いをとっているが、上方落語家、東京の落語家も長老が多い。

早く亡くなる人は相当飲酒の激しい人以外は皆80歳以上長生きしている。

又寺の住職、僧職についている人にも、長生きしている人が多い。

この二つの職業に比べて病気を治す役目の医者は,短命の人が多い。

医師の場合は、仕事外で不摂生する方が多い証左であろうと思う。酒,女の遊び

が゙多いため、夜遊び、酒に溺れている人が多い。これは昼間先生,先生と呼ばれ

自らの素地を出せずに、陰に留まり、患者の邪気を吸引して,溜まりすぎると酒乱

となる人が多いように見うける。

 

この酒乱の多い職業では、飲食業、流通業、ビジネスに40年間の

記憶では、学校の先生、警察官の人ガ多いようである。

 

長生きの職業、,落語家、寺の僧職は、なぜ長生きなのであろうか、八十八ヶ所

寺廻りの住職の話を聞いていると、皆大きな声で、90歳以上なのにどっしりと

落ちついた良い声をしている。また姿勢が良い。そして話す内容が論語、老子、

また諺を用いて、解りやすく訥々と弁じている。落語家は80歳以上の人でも

大きな声で、良い声である。最近107歳の金さんがなくなったが、亡くなるまで

テレビに出てくる金、銀さん二人は大きな声と笑いも大きかったことを考えると長生き

の秘訣ガ見えてくる。

   

長生きの条件

1.大きな声と、遠くまでとどく声を持つこと。

2.姿勢が良いこと。腰骨をまっすぐ立てている。

3.笑いが多いこと。

 

長生きの条件は、理解できるがこの3つを満足させるためにはどうしたら良いか、

何をすれば、良いだろうか。

 

 

この長生きの方法こそ、素読なのである。日本,中国古典を朗々と声を出して唱和

するのである。  唱和するときは姿勢を正し、素読するのである。

同じ文章を100回―200回素読することは、現代においては速読が流行っている

時代には,納得いかない人もいるでしょう。しかしこの遅読こそ潜在意識を覚醒し、

潜在意識へのが財産となるのである。

現代は1回速く読んで知ってしまえば終わり

               現代は顕在意識に知識を入れて終了

               又違う知識を入れる。

               顕在意識に多く入れても潜在意識をコントロール,支配できない。

 

 

顕在意識

(知識を身体で

表現することは

ない)

潜在意識

言語貯蔵が

身体に礼儀、

立ち居、振る舞い

が身につく

 

 

知識が身体で表現されることがなぜないのか、

 

顕在意識は損得判断する場であり知識があっても利得がなければ表現しない。

但し、善悪で判断する潜在意識の善的行動は自然と行われる。

顕在の知識だけでは善的行動は現代人には体得できていない。

 

他人が見ていなければ,ゴミを捨てる、車の中から飲料水入れ物は捨てる、

車からタバコは外に捨てる、自分の車がきれいであれば良い、自分勝手である。

この現代教育を受けた知識人の行動する場所は、ゴミだらけである。

道路に、山に,海に、ゴミを捨てては行けないことは知っているだけで、意識的にゴミは

所定の場所に捨てようとも思わないのである。

現代人は,日本人だけでなく世界的に、そのようになっている。アメリカ大統領の

要職にあっても,不倫を繰り返すのである。知識、すなわち顕在意識だけの教えは

限界に来ている。現在の日本の官僚、キャリアと呼ばれる人達により国が動い

ているが彼ら達の倫理は自分たちの得になること、楽になることで全体を動かして

いるのである。その醜態が新潟県警のお粗末な言動である。

 

コンピューターで言えばメモリーに優れたプログラムを揃えても、デイスクを整理して

プログラム「と連結させておかなければ良い仕事は出来ないのと同じである。

素読では、顕在意識で解釈しない、漢文を読んで、唱和する、口,耳、目、鼻、触覚

から潜在意識に浸透して行くのである。意味,解釈を即見たければ見ても良い。

まず平かな混じりの文章を数回読むのである。其の後、漢字だけの文章に

切りかえて、20回―30回と素読して行く。

平かなと漢字混じりの文章では、左脳が働き、読んでいくことになる。

この左脳が働くと潜在意識にはスムースに、入っていかない。しかし漢字だけの文章

だと右脳が働き、潜在意識に漢字群が刻印していく、漢字は絵を見る感覚で読むよ

うになる。

平かなが入っている論語,大學、中庸,孟子を読んでも、頭脳の顕在意識から入って

いくことになる。 潜在意識の教えにはならないので、現代と同じ知識教育となる。

知識教育は両刃の剣となる、他人に批判することに長けてしまい、自己嫌悪にも

知識という剣を向けてしまう、したがいその弊害が0さいから60数歳までいじめ

が学校でも職場、官公庁,』政治,あちこちに見られる、テレビを見ていればすべて

いじめの言動である。   

潜在意識に教えを投入していないため、善的行動を身体で表現する、起こす

言動をとれないですべて否定的言動にエネルギーを費やしてしまっている。

 

 

 

 

顕在意識
 潜  在  意  識

五官から注入される漢字群が、

潜在意識に直接入る。その教えが

身体から足,手,口から態度から

表現される。其の時始めて、漢字群

内容が体得したと顕在意識が理解する。

>口

>耳

>眼

>嗅覚

>触覚

 

1.この素読の学習は、潜在意識から顕在意識に浸透して行く方法である。

2.知識学習は、顕在意識から潜在意識に浸透させようとする方法である。

今までは2の知識学習で良かったがこれからの精神文化の時代は、1の潜在学習に

に移行していかなければならない。

 

しかし、この教育改革を理解することは、知識人教育を受けた現代の60数歳の

人まで無理である。極端な言い方をすれば、意味不明の解らない漢文を素読せよと

小学生,中学生に行わせる決断などできるはずがない。出来たとしても30年先である。

これは、個人が、塾が、親が子供に、祖父が孫と一緒に素読していく方法をとるように

して、寺で、神社で素読会を広げていく必要がある。

 

今までのように知識の教育を続けていけば官公庁のように無能の秀才が国を動かし

現代のように外国資本に企業、又国を買収されてしまう。

明治維新の教えに学び、素読を実践して世界維新を成し遂げて行かなけれ

ばならない。 損得だけで動く,西洋企業,西洋の国々を、善悪で動かす世界に

切りかえる国は日本国である。日本人の美徳とは、なあー、なあーでいく曖昧さ

であった。    

 

天は無駄なことは、やらない日本国を西洋文明から東洋文明の橋渡しにするため

諸外国から笑い者にされながらこの日本の美徳を残したのである。

 

中庸の国、橋渡しをする大事な役目が21世紀に待っている。

皆で素読の効果を,潜在意識がどのように変わるかを試してみよう。

潜在意識は顕在意識の4−5倍の能力を持っている、その潜在意識を鍛えよう。

自らを変えよう,そして国を変えよう,そして世界を変えよう。

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