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    言志四録

                       
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言 志 四 録の一番目の運命論の音読(素読)を行い
 
氣エネルギーを音声より放射する練習を行いましょう。
 
この文章でなくとも良く、他の文章、例えば論語でも、老子でも
 
良い、条件は解かりにくい語句の方が良いと思います。
 
解かり易い文章ですと、左脳が働いてしまい効果がなくなります。
 

 

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1)凡そ天地間のことは、古往今来、陰陽昼夜、 
日月代わる代わる明らかに、四時錯(たがい)にめぐり、
その数皆前に定まれリ。
人の富貴貧銭、死生寿殀、利害栄辱、
聚散離合に至るまで、一定の数に非ざるはなし。
殊に未だ之を前知せざるのみ。
譬えば猶お傀儡の戯の機関すでに具われども、しかも観る者
知らざるがごときなり。
世人其の此(かく)の如きを悟らず、
以って己(おのれ)の知力恃(たの)むに足ると
と為して終身役々として東にもとめ、西にもとめ、
 遂に悴労(すいろう)して以って斃(たお)る。
これ亦(また)惑えるの甚だしきなり。

2)太上は天を師とし、その次は人を師とし、
 その次は 経を師とす。 
3)凡そ事を作すには 、須らく天に
  事(つか)うるの心あるを要すべし。
 人に示すの念あるを要せず。
4)天道は漸(ぜん)をもってめぐり、人事は漸を以って変ず。
  必死の勢いは之をしりぞけて遠ざからしむるあたわず、
     又、之を促(うなが)して速やかならしむる能わず。
5)   憤の一字は、是れ進学の機関なり。
      舜(しゅん)何人ぞやとは、まさに是れ憤なり。  
   

 

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