論 語1

 

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子曰く。已(ぬるかな。

 

吾(われ)未(いま)だ能{}く

 

其の過(あやまち)を見て

 

而して内自らを訟()むる者を

 

見ざるなり

 

 

已矣乎(やんぬるかな) ーため息をつく言葉

 

訟ー責め正す

 

 子曰。已矣乎。

 

吾未見能見其過而内自訟者也

 

論語公冶長篇

 

 

 

子曰く徳は孤()ならず、

 

必ず隣〔りん)有り

 

 

孤ー孤独。 隣ー同じ考えの隣人

 

 子曰。徳不孤。必有隣

 

論語里仁篇

 

子曰く君子は言(げん)に訥(とつ)にして、

 

して

 

行(こう)に敏(びん)ならんことを欲す

 

訥ー飾りの無い、遅く鈍い

 

 

 子曰。君子欲訥於言而敏於行

 

論語里仁篇

 

子貢問うて曰く、

 

一言(いちげん)にして以(もっ)て

 

終身(しゅうしん)これを行うべき者ありや。

 

子曰く、それ恕(じょ)か。

 

己(おのれ)の欲(ほっ)せざる所、

 

人に施(ほどこ)す勿(なか)れ

 

(論語衛霊公)

 

 

子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎。

 

子曰、其恕乎。

 

己所不欲。勿施於人。

 

 

子曰く、躬()自ら厚くして、

 

薄く人を責むれば、

 

則(すなわ)ち怨(うら)みに遠ざかる。

 

(論語衛霊公)

子曰、躬自厚、而薄責於人。

 

則遠怨矣

 


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