漢文を音読しょうNO,44

                                                              

 
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                                                                    2013.12.27
(一)新聞、雑誌、テレビ情報の内容を信じるな
 
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現代は情報過多で又多様な考えが氾濫しています。
 
従って自分自身がはっきりとした考え、意志を
 
持たなければ頭脳は混乱してしまいます。
 
例を上げると今NHKのテレビを見ていると尖閣諸島の事件を中国よりの考えを堂々と報道しています。
 
このようにテレビ局全般が左翼的報道をしていることを全国民が知る必要があります。
 
左翼筆頭は
 
テレビ朝日、NHK、TBS、続いて日本テレビ、フジテレビ、テレビ東京の順です。
 
すべて左翼的報道です。
 
よくよく考えるとどの国の放送を見ているのだろうかを疑いたくなる時があります。
 
新聞の記事を選別すると
 
左翼的では朝日、毎日、東京新聞
 
保守的は産経、読売、日経新聞となります。
 
雑誌では左翼的はAERA,サンデー毎日
 
    保守的はSAPIO、WiLL、WEDGE

        
このように左翼的な報道機関が多いのです。
 
テレビ情報を得ている人は左翼的考えに偏っていくことになります。
 
従い、民主党政権が誕生したのも情報操作が国民が操られて生まれたのであります。
 
後1年長く民主党政権であったならば中国に国家を侵略され、不景気のどん底に喘いだでありましょう。
 
ところがインターネット情報は保守的意見が多く歯止めが効いて一気に景気回復政権
 
に舵を切ったのであります。
 
日本国民はテレビの左翼的情報を多く流されても保守系を選択したのであります。
 
テレビは宣伝する会社により金に支配されています、従い真実を報道するとその
 
宣伝会社から資金がもらえない内輪の理由があるのです。
 
従いテレビだけ、新聞だけ、雑誌だけという情報の入手方法では間違った情報を
 
受け取ってしまいます。
 
今一番問題がありますのは全国紙がほとんどはいっていない沖縄地区は琉球新聞、
 
沖縄タイムスの二大紙がすべて独占しています。
 
記事は沖縄独立論を展開しています。
 
すべての記事が左翼的報道で中国が沖縄を侵略しようとしていることは全く報道しなく
 
中国を呼び寄せるような報道を連日繰り返しています。
 
このように宣伝は金の世の中を熟知して情報は一方向からでなく多方面から入れ、
 
よく考え信じるようにすべきであります。
 
 参考記事
ザ・リバテイーweb 参照  http://the-liberty.com/
 
 
(二)大鏡を音読しよう。
 
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この作品は万寿二年(雲林院菩薩講で大宅世継、夏山繁樹二老人語り手

から若侍が記録した)
 
 
五十五代 文徳天皇  道康
 
文徳天皇の略歴
 
五条の后と業平の中将
 
世継「文徳天皇と申しける帝は、仁明天皇御第一の皇子なり。
 
御母、太皇太后宮藤原順子と申しき。
 
その后、左大臣贈正一位太政大臣冬嗣のおとどの御女なり。
 
この帝、天長四年丁未八月に生れたまひて、
 
御心あきらかに、よく人をしろしめせり。
 
承和九年壬戌二月二十六日に御元服。同八月四日、
 
東宮にたちたまふ、御年十六。
 
仁明天皇もとおはする東宮をとりて、この帝を、承和九年八月四日、
 
東宮にたてたてまつらせたまひしなり。 
 
いかにやすからず思しけむとこそおぼえはべれ。
 
嘉祥三年庚午三月二十一日、位につきたまふ、
 
御年二十四。さて世をたもたせたまふこと八年。
 
御母后の御年十九にてぞ、この帝をうみたてまつりたまふ。
 
嘉祥三年四月に后にたたせたまふ、御年四十二。
 
斉衡元年甲戌の年、皇后宮にあがりえたまふ、
 
貞観三年辛巳二月二十九日葵酉、御出家して、灌頂などせさせたまへり。
 
同六年丙申正月七日、皇太后にあがりえたまふ。
 
これを五条后と申す。
 
伊勢物語に、業平中将の「よひよひごとにうちも寝ななむ」
 
とよみたまひいけるは、この宮の御ことなり。「春や昔の」なども。
 
同じことのようにさぶらふめる。いかなることにか、
 
二条の后に通いまされける間のことどもとぞ、
 
うけたまはりしを、「春や昔の」なども、
 
五条の后の御家とはべるは、わかぬ御中にて、その宮に
 
養われたまへれば、同じ所におはしけるにや。
 
    参考文献 大鏡 小学館

 
(三)統帥綱領を音読しよう。
 
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統帥綱領 日本陸軍の将官及び参謀のために、国軍統帥の大綱を説いた

作戦遂行の為の指導書。特定将校にだけ、厳重な規則のもとで臨機閲覧

を許された門外不出の書であった。
     
      
4、将帥は事務の圏外に立ち、超然として、常に大勢の推移を達観し、
 
心を策按と大局の指導に集中し、適時適切なる決心をなさざるべからず。
 
これをなし得ると否とは、実に将帥その人の自覚と信念に関す。
 
将帥の決心を準備し、これを実行に移すための事務は幕僚以下の
 
職務にして、将帥は幕僚を信任して、その局に当らしむるを要す。
 
将帥は、たえず軍隊志気の消長を注視し、その作興に努むること
 
肝要なり。
 
5、将帥は部下の努力を最も有意義に運用し、徒労に帰せしめざる
 
責任を有す。
 
最も重要なる時期に、絶大なる努力を部下に要求せんがためには、
 
平素なるべく部下の努力を愛惜使用するを要す。かくして初めて将帥の
 
威望加わり、部下の信頼ますます増大すべし。
 
6、将帥の真価は実に難局に際して発揮せらる。
 
危急存亡の秋に際会するや、部下は仰いでその将帥に注目す。
 
将帥はあらゆる失望悲運を制し、内に堅く信じて冷静明察を失わず、
 
沈着剛毅、楽観を装いて部下の嘱望をつなぎ、その志気作興して、
 
最後の勝利を獲得することを努めざるべからず。
 
参考文献  統帥綱領 KEPAKUSHA
 
      統帥綱領入門 大橋武夫著 マネジメント社
 
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