漢文を音読しょうNO,54

                                                              

 
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(一)救韓論について
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最近の著書には呆韓、悪韓と名のついた本が売れて本屋さんに山積みに

なっている情景を良く見ます。

実際に日本に対する反日は朴大統領からおかしな言動が1年ほど続けら

れています。

日本人の性格からして他人、他国の欠点をほじくり返し悪口を言うこと

はできないので軽くあしらう態度が逆目に出て益々言行があくどくなって

きている。

このような相手に日本国民が無関心、嫌う態度が明確になってきたのが

呆韓、悪韓論等の書を読み知識を深めることにあったのであろう。

今までは反日を示されても韓流ムードで打ち消していたが余りにも度の

過ぎた言動に嫌気が差したのである。
 
次にどのように対処するかである。

今の韓国は近々国家自体が破滅に陥ることは明確であるが日本人、国自体が

情をかけて許してしまい助けてしまう癖があります。
 
1910年に国家併合したのは貨幣が流通していない土人時代の韓国という

名称で保護する役目を引き受けたことが始めであります。

日本には合邦は「百害あって一利なし」という考えがあったが100万人

政治団体の一進会から日本との合邦を望む声が朝鮮側からあったのである。

朝鮮の当時の総理、李完用も合邦以外朝鮮半島を生き延びる道はないと

決断したのである。

物々交換しかできない地方を引き受けるのは独り反対を貫いていた伊藤博文

総督が韓国人に殺されたことが併合するキッカケであります。
 
援助しても反日で返すのですから今後助けず、無視することが韓国を救う最上法

であろうと思います。

これから韓国、国家のデフオルトで破産状態になるでありましょう。

その際には一切に援助しないで、物々交換の韓半島になることを冷淡に見過ごす

ことに耐えることです。日本的温情をみせないことです。
 
韓半島の底辺に流れる思想は朱子学を両班思想で解釈して「汗水垂らして働く

ことは卑しいことである、働くことは奴隷であり、働くものは食うべからず」

この考えが治らない限り援助すれば、するほど憎しみを増す頭脳回路になって

いるので恨みが増すばかりになります。

恨み、憎しみ、嫌う、怒りの蓄積が地獄エネルギーとなって反日言動となって

いるのです。

根本は「働くことは卑しいこと、働くものは食うべからず」という思想の痕跡を

無くすことです。

この思想が科学技術、匠、芸、は育成されずに中小企業が育たずに部品を他国に

委譲、匠は他国へ移り、芸人は数年で消え、国民はすべて海外に移動したいと

希望するのです。
 
人は汗水たらして働かざるものは食うべからず、という考えに改めることが

すべての人を救い、国家を救うのです。
 
参考文献  Voice 平成26年4月号 反日に決別、親日に感謝

日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか 黄文雄 徳間文庫
 
(二)至誠と努力を音読しよう。

 至誠と努力 渋沢栄一著
  
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日に日に新たなれ

社会の事柄は年を追うて進んで来る様にも見える、また学問も内からも

外からも、次第次第に新しいものを齎してくる、社会は日に時に進歩する

には相違ないが、世間のことは久しくすると其の間に幣に生じ、長は短と

なり利は害となるを免れぬ、特に因襲が久しければ、溌剌の気がなくなる、

故に古人も曰つた、支那の湯の盤銘に「誠に日に新たに、日々に新たに、

又日に新たに」とある、何でもない事だが、日々に新たにして、又日々に

新たなりは面白い、形式に流れると精神が乏しくなる、何でも日に新たの

心掛けが肝要である、政治界に於ける今日の遅滞は 繁縟に流れるからの

ことである、官吏が形式的に、事柄の真相に立ち入らずして

例えば、自分にあてがわれる仕事を、機械的に処分するのを以って満足して

いる。 いや官吏ばかりではない、民間の会社や銀行にも此の風が吹きすさんで

来つつあるように思う、一体形式的に流れるのは新興国の元気欝勃たる所には

少ないもので、長い間、風習がつづいた古国に多いものである、幕府が倒れた

のは、その理由からであった、「滅六国者六国也、非秦也」といってある、

幕府を滅ぼしたるは幕府の外になかった、大風が吹いても強い木は倒れぬ。

参考文献 至誠と努力 渋沢栄一著 榮文館書房
               
 
 
(三)養生訓を音読しよう。

貝原 益軒 (1630 - 1714年)は、江戸時代の本草学者、儒学者。

 著作 大和本草、養生訓、和俗童子訓
 
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内慾をおさえ外邪を防ぐーーー

は飲食の慾、好色の慾、睡の慾、言語を欲しいままにするの慾、

    喜・怒・憂い・思い・悲しみ・恐れ・驚きの七情の慾を云う。

外邪とは天の四気なり。風・寒・暑・湿を云う。

内慾をこらえて、少なくし、外邪を恐れて防ぐ。是を以って元気を

損なわず、病なくして天年を永く保つべし。
 
内慾を慎む具体的条件

凡そ養生の道は、内慾をこらゆるを以って本す。

本をつとむれば元気つよすくして外邪おかさず。

内慾をつつまずして、元気よはければ、外邪にやぶれやすくして、

大病となり天命をたもたず。

内慾をこらゆるに、甚大なる条目は、飲食をよきほどにして過ごさず。

脾胃をやぶり病を発する物をくらはず。

色慾つつしみて精気をおしみ、時ならずして臥さず。

久しく睡る事をいましめ、久しく安座せず、時々身をうごかして、

気をめぐらすべし。ことに食後には、必ず数百歩、歩行すべし。

もし久しく安座し、又食後に穏座し、ひるいね、食い気いまだ消化せざるに、

早くふしねぶれば、滞りて病を生じ、久しきをつめば、元気発生せずして、

よはくなる。常に元気を減らすことを惜しみて、言語を少なくし、七情を

よきほどにし、七情の内にて取りわき、いかり、悲しみ、憂い、思い、

をすくなくしべし。慾をおさえ、心を平らかにし、気を和らかにしてあらくせず、

静かにして騒がしからず、心は常に和楽なるべし。憂い苦しむべからず。

是皆、内慾をこらえて元気を養う道なり。又風寒暑湿の外邪を防ぎて破られず、

此の内外の数多の慎みは養生の大なる条目なり。

是をよく慎み守るべし。凡ての人、生まれ付きたる天年は、多くは長し。天年

を短く生まれ付けたるひとはまれなり。
 
参考文献 養生訓・和俗童子訓 貝原  益軒著 岩波文庫

     日本の名著 貝原益軒 中央公論社
 
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