古典を音読しょうNO,75

                                                              

 
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                          2014.10.30    
(一)十年後の日本、世界
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フランクリン、ルーズベルトが日本を戦争に誘い込んだ仕掛けの結果がアメリカ帝国

として70年間たび重なる戦争を呼び込み、莫大な軍事費用が嵩み国家が疲弊してき

てオバマ大統領がその幕を閉じようとしているのが現在の世界情勢であります。

しかし幕は閉じるどころか世界が100年前の群雄割拠の時代に逆戻りしたような

争いの種があちこちに潜在しています。

その一つである反日国、捏造国家である中国、韓国は国内が乱れているのを隠す為に

反日の勢いが止まらない様相で有ります。
 
反日のこれからの流れを眺めてみようと思います、今から17年前に中国の胡錦濤が

チベット自治区に左遷されました、其の時にチベット暴動が起こり、人民解放軍チ

ベット駐留部隊の司令官、武装警官の長官を兼ねていた胡錦濤が強行制圧する指揮

から登小平の抜擢があって1992年の党政治局常務委員会入りしたのであります。
 
胡錦濤はチベットで高山病にかかり1年半程しか現地にはいなく電話及び書類で遠距

離からの指揮であった、その時の部下に胡春香(現在広東省のトップ)という人物が

いたのである。

同時期に中国駐在アメリカ大使館員であったべーりー、ロックという中国系アメリカ

人がいて二人春香とロックは将来の中米関係を話し合い飲み明かしたという。

この二人が今後反日の中心になる人物であろうと注目されています。

胡春香は近年中に胡錦濤の支持により政治局常務委員7人の仲間入りするでしょう。

ベーリー、ロックは2022年のアメリカ大統領に立候補する方向に行くのであり

ます。この二人が順調にいけば中国主席とアメリカ大統領となり韓国を合わせて

反日連合国が誕生することになります。

このように運ぶ裏で操る人間はロックフェラー財団であります、アメリカはルーズ

ベルトの時代から影でこの財団に握られて日本との戦争も支持され行った形跡は大で

有ります。

ロックフェラー財団創業者の四男ウインスロップ・ロックフエラーの息子である

ビル・クリントンもその力で大統領になり、中国にアメリカの技術を大部分流した

のも其の影の影響で有ります。 その技術の移転によりアメリカだけでなく世界が

困難に直面しているのであります。 中国が30年間で貧乏国がGDP2位に躍進した

のはそういう後ろ盾があって達成したのであります。 日本の新幹線、ドイツ、フラ

ンスの技術も何らかの大きな後ろ盾がなければ委譲することはなかったと思われま

す、イスラエルに未だに数千億円の援助資金が流れているのも、ケネディー大統領

が暗殺されたのもすべて影で大きな力が働いているのであります。

2023年以降に反日連合国が日本に襲い掛かってくるのでありましょう、第ニの

真珠湾の舞台となるのは尖閣諸島となるでありましょう。

日本の国民は70年間の平和ボケしています、此の現在だけしか見ない視野だけで

あればこの反日連合国に足を巣食われてしまいます、目覚めよ日本の若者よ,危機が

迫っているのであります、政治家だけに任せて安閑としてはいけないのであります。
 
参考文献

次の超大国は中国だとロックフエラーが決めた(上)
ヴィクター・ソーン著  副島隆彦訳   徳間書店

フビライ・ハーンの霊言 大川隆法著  幸福科学出版社
 
(ニ)日本外史を音読しよう。
 
 頼山陽作 安永9年(1780)〜天保3年(1832)
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源氏正記 源氏上

源氏は清和天皇より出づ。天皇の宮人王氏、貞純親王を生む、四品に

叙し、兵部卿に任ず、桃園親王と称す。

親王二子あり、経基と曰い、経生と曰う。皆姓を源氏を賜ふ。
 
経基と武幹有り、騎射を善くす。親王は帝の第六子たるを以て、世経基を

呼んで 六孫王と曰う。天慶中武藏介と為る 平將門の反せし、時間行して

入りて之を奏す。因りて従五位下を拝命す。藤原忠文に従いて、將門を伐ち、

又小野好古従いて、賊党藤原純友伐てり。終に正四位下に叙し鎭守府将軍任ぜらる。

子孫世武臣と為り、其の旗白を用う。

経基八子有り。長子は満仲摂津の多田に生まれ、父の職位を襲ぎ、関東の士心を

得たり冷泉帝安和二年(969)、中務少輔橘繁延前相模介、藤原千晴等密かに、

為平親王を挾みて、関東に奔て乱を為さんと謀る。満仲これに与る。
 
 
已に満仲繁延と隙有り。遂に自首す。摂政藤原実頼の旨を以て、弟満季と繁延千晴

を捕えて之を流す。是時に当りて、京師の騒擾「天慶の乱」の如しと云う。

満仲嘗て謂う、「武臣の天子を衛るに利刀無かる可からず」と。乃ち筑前の良冶

某 召して、鍛錬すこと六旬にして二刀を得たり、名ずけて載鬚と言い膝円と曰う

之を子孫に伝う。満仲官左馬頭に至る。卒するに及びて従三位を贈らる。

参考文献

訓蒙日本外史 巻之三  東陽大槻誠之 解
 
 
 
(三)枕草子を音読しよう。
 
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頭の弁の職に参りたまひて、物語などしたまひしに、夜いたうふけぬ。「あす御物忌

みなるにこもるべければ、丑になりなばあしかりなむ。」とてまいりたまひぬ。

つとめて、蔵人所の紙屋紙ひき重ねて、「今日は残り多かる心地なむする。

夜を通して、昔物語も聞こえ明かさむとせしを、鶏の声に催されてなむ」と、いみじ

うこと多く書きたまへる、いとめでたし。御返しに「いと夜深くはべりける鳥の声

は、孟嘗君のにや」と聞こえたれば、立ち返り、「孟嘗君の鶏は、函谷関を開きて

三千の客わづかに去れり。」あれども、これは逢坂の関なり。」とあれば、

「夜をこめて鳥のそら音は はかるとも世に逢坂の関は許さじ心かしこき関守

はべり。」と聞こゆ。また、たちかへり、逢坂は人越えやすき関

なれば鳥鳴かぬにもあけてまつとかとありし文どもを、初めのは、僧都の君、

いみじう額をさへつきて、取りたまひてき。後々のは御前に。
 

さて逢坂の歌はへされて返しもえせずなりにき。いとわろし。
 
参考文献 枕草子  三省堂
 
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